私たちの足には、3つのアーチの構造があり、このアーチを変化させることで地面の凹凸、傾斜に足を合わせ、ずっと立っていられる状態が保てます。また衝撃を吸収し、その吸収した力を身体の移動をするための力に変えています。
このアーチが正常に保たれていればいいのですが、足首や足の指のゆがみからこの構造が崩れてきます。その崩れが神経を圧迫してモートン病の痛みやしびれが出たり足の裏の筋肉を硬くして足底筋膜炎の痛みが出る場合もあります。
ただし、すべてのモートン病、足底筋膜炎の原因が足のアーチにある分けではありません。
足のアーチは痛みの原因になり得る理由の一つで、アーチが崩れている場合でも痛みが出ない人もたくさんいます。
3つのアーチ
◆縦アーチ(内側)
土踏まずの部分にあたり、アーチが足への衝撃を分散させます。
また、指で地面をけれるように足裏の足底筋膜を緊張させるような働きもあります。
◆縦アーチ(外側)
ふくらはぎにある筋肉をスムーズに動かすために強固な構造になっています。
◆横アーチ
内外側の縦アーチの間に存在し、中足部と後足部の固定性と柔軟性に関与しています。
インソールやサポーター、テーピング、底の厚い靴などで足のアーチを保とうとすると、足のアーチ機能はどんどん衰えてきます。
なので、足に痛みが無い人、足の痛みが治った人はどんどん裸足で歩きましょう。
エミタス整体
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