ヨーグルト

ヨーグルトとは、牛乳や羊乳などに乳酸菌や酵母を混ぜて発酵させ、液状またはクリーム状にした発酵食品の一種です。起源は、約7000年前に、容器に入っていた生乳に天然の乳酸菌が偶然入り込んだのが最初と考えられています。

現在では多種多様なヨーグルトが出回っていますが、基本的に健康に良いとされていることもあり、私たちの一般的な食べ物として広く親しまれていますよね。スーパーなどに行けば必ず、ヨーグルト専用のコーナーが設けられているほどです。

そんなヨーグルトですが、具体的にはどのような効果があるのでしょうか?

ヨーグルトの健康効果

ヨーグルトに含まれる主な栄養素は、たんぱく質、脂質、炭水化物です。これらは、人間の身体に必須の三大栄養素といわれています。また、ヨーグルトには、カルシウムやビタミン類も豊富に含まれています。

これだけでも、ヨーグルトの健康効果は高いといえそうな気がしますよね。でも、それだけではありません。

ヨーグルトの真価は、その中に含まれる乳酸菌にあります。ヨーグルトを食べると、乳酸菌の働きによって次のような効果があるといわれています。

・整腸作用
・免疫力強化
・コレステロール値の低下
・美肌効果

このほかにも、インフルエンザやアトピー性皮膚炎などに効果があるそうです。乳酸菌を体内に取り込むことで腸の調子を整え、身体の内側から健康や美容を促進するのがヨーグルトの特徴といえるのかもしれません。

ヨーグルトは花粉症にも効果あり?

花粉

スギやヒノキの花粉が例年にも増して猛威を振るう今、花粉症にお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。花粉症にかかると、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみ、流涙などの症状を引き起こし、不快な状態が長く続きます。

そんな花粉症にも、ヨーグルトがある程度効果を発揮することが認められているようです。厚生労働省も、花粉症の民間医療にヨーグルトが使用されている点について情報を掲載しています。

なぜ花粉症にヨーグルトが効くのかというと、それは乳酸菌の働きによるものです。

免疫を司る腸内細菌の一種に、Th1、Th2と呼ばれる細胞が存在しますが、これらのバランスが乱れることがアレルギー反応の原因と考えられています。Th2細胞が優位になり過ぎた場合、花粉症を引き起こすIgE抗体が過剰に増えてしまうのです。

Th2細胞が優位になるのは、腸内に悪玉菌が多くなることが要因とされています。言い換えれば、善玉菌を増やしてバランスを保てれば、花粉症対策になるということです。

乳酸菌は、Th2細胞を抑制するほか、アレルゲンの侵入を防ぐIgA抗体の生成を促進したり、アレルギー症状を抑える制御性T細胞を活性化させるなどの働きをします。こうしたことから、ヨーグルトは花粉症にも有効といわれているわけです。

菌によって様々!ヨーグルトの種類

ヨーグルト

ヨーグルトにはとてもたくさんの種類がありますが、それぞれの特徴は、含まれている菌によって見分けることができます。ここでは、例としてごく一部をご紹介いたします。

■R-1乳酸菌
R-1乳酸菌を含むヨーグルトを食べることで、インフルエンザウイルスに対抗するIgA抗体を増やすことができます。それ以外でも、リウマチの予防や肌荒れ改善に効果を発揮するようです。

■ビフィズス菌BB536株
花粉症をはじめとしたアレルギー反応の原因となるIgE抗体を減少させる効果があります。また、感染症の予防や、骨の密度を高めて強化する働きもあるそうです。

■プラズマ乳酸菌
NK細胞、キラーT細胞、B細胞など、異物を退治してくれる免疫細胞を総合的に活性化させます。風邪やインフルエンザを予防したり、アンチエイジング、肌のバリア機能を強化するなどの働きもあることが認められています。

こうした菌の名称がヨーグルトのパッケージに記載されているので、お目当ての品を見つけるのはとても簡単です。それぞれの効果も、現在ではネット上に多くの情報が公開されているので、検索すればすぐに知ることができます。

ヨーグルトの効果的な食べ方

健康効果があり様々な疾患にも有効とされるヨーグルトですが、だからといって、食べればすぐに効果が現れるというわけではありません。毎日少しずつでも、続けることが重要とされています。

具体的には、一日に100~200g程度を、毎日継続して食べるようにすることが効果を上げる秘訣のようです。

食べる時間帯については、腸の働きが活発になるのが22時から翌2時頃であるため、21時頃までに食べるのが効果的なようです。また、オリゴ糖を一緒に摂るとさらに効果が高まるそうです。ちなみにオリゴ糖はハチミツにも含まれています。

毎日の食事に積極的にヨーグルトを取り入れ、免疫力が強化し、病気に負けない強い身体を作りたいですね。

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