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不眠症を最短で治す。本当の原因とその治療法

なぜあなたは不眠症になってしまったのか

 

睡眠は、心身の休息はもちろん、細胞レベルでの修復や、脳に蓄えられた記憶の再構成にも関わっているといわれています。

 

正常に生命を維持するうえで必要不可欠なのです。しかし、何かが原因で睡眠は阻害されてしまうことがあります。

 

「眠りたいのに全然寝つけない…」「夜中に何度も目が覚めてしまう」というように、睡眠に障害がみられるなら、もしかしたらそれは不眠症かもしれません。

 

健康・体力づくり事業財団の調査によれば、不眠症の発症率は21.4%、つまり5人に1人といった割合です。

 

このように、不眠症は決して珍しい症状ではありませんが、しかし放置し続ければ取り返しのつかない事態に陥る危険性もあります。

 

不眠症は、なかなか治らないというイメージがありますが、それは誤解です。不眠症は、本当の原因を把握し適切な治療を施せば必ず改善できます。

 

まずは、不眠症とは何なのか、その症状から見ていきましょう。

不眠症の症状

 

不眠症はその名の通り、眠れなくなる症状を指しますが、実はその全てが不眠症とは限りません。「夜眠れない」というだけなら、不眠症ではなく不眠です。

 

一般的には、夜間の睡眠障害に加え、日中にも以下のような症状が週3回以上、且つ3カ月以上続く場合に病的な不眠、いわゆる不眠症と診断されます。

 

・眠気
・疲労感
・集中力の低下
・気分の落ち込み(抑うつ)

 

これらは不眠による睡眠不足が原因です。心身を休める時間を充分に取れていないわけですから、こういった症状が現れるのも当然といえば当然かもしれません。

 

それだけ、人間にとって睡眠は重要ということです。

 

また、不眠症には4つのタイプがあります。

 

■入眠障害

就寝時、眠りにつくまでに30分~1時間以上かかるなど、入眠時における睡眠障害です。心配事や悩みなどいろいろ考えてしまって眠れない、というのもこれに当てはまります。

 

■中途覚醒

眠りに入っても夜中に何度も目が覚めてしまう場合はこれに該当します。不眠症のなかで最も多いとされるタイプで、日本の成人の15%が中途覚醒による不眠を経験しているといわれています。

 

■早期覚醒

朝、予定より2時間以上早く目が覚め、そのまま眠れなくなってしまう状態を指します。高齢者やうつ病初期によくみられる症状とされています。

 

■熟眠障害

睡眠時間は充分なはずなのに、熟睡したという満足感がない場合はこのタイプになります。眠りが浅いため、心身ともに睡眠の効果を充分に得られていない状態です。

 

これらのタイプのどれか一つだけとは限らず、複数の症状が同時に現れるケースもあります。

 

ただ夜間に眠れないだけでなく、起きてからも仕事や家事に集中できない状態になってしまったら、それはもう不眠症のサインといえるでしょう。

不眠症の原因

 

不眠症を引き起こす原因には様々なものがあり、一般的にはなかなか特定できるものではありません。不眠症は結果であり、そのきっかけとしてはいくつもの要因が考えられるのです。

 

具体的には、以下のような要因が不眠症の発症につながると考えられています。

 

▼サーカディアンリズムの乱れ

サーカディアンリズムとは、いわゆる体内時計のことです。人間の身体にはもともと、夜になると眠くなるという仕組みがあります。これはメラトニンと呼ばれる睡眠ホルモンの働きによるものです。

 

メラトニンは、血圧や体温などを低下させ、自然に眠りに入れる状態へ心身を誘導する働きがあります。しかし以下のようなことが原因でサーカディアンリズムが乱れると、メラトニンが正常に分泌されなくなってしまいます。

 

・連日の夜更かし
・昼夜逆転の生活
・時差ボケ

 

▼身体的な要因

就寝前に身体がストレスを感じると、脳が興奮し眠れなくなってしまいます。さらにそれが癖になると、サーカディアンリズムが乱れ不眠症の発症につながります。

 

例を挙げれば、以下のような行動がその要因になります。

 

・就寝前のスマホ
・就寝前の激しい運動

 

また、外傷や病気なども身体にストレスを与え、不眠の原因となります。よく知られる疾患としては、いくら寝ても睡眠の満足感を得られない睡眠時無呼吸症候群などがあります。

 

▼精神的ストレス

心理的な負担も眠りを妨げる要因になります。仕事でのプレッシャーや人間関係の悩み、将来の不安など、深刻であるほどストレスになり、不眠症の発症につながるでしょう。

 

・極度の精神的緊張
・不安感
・抑うつ

 

慢性的な不眠症の場合、うつ病や統合失調症など、心の病を患っているケースも少なくないといわれています。

 

▼その他の要因

化学的、または環境的な要因も不眠症と関連性があります。例えば以下のようなものです。

 

・飲酒や喫煙の習慣
・食品添加物やカフェインの摂取
・薬の副作用
・不快な環境(気温・騒音等)

不眠症を引き起こす本当の原因

 

不眠症を引き起こす原因はたくさん考えられますが、結局のところ、根本的な原因は何なのでしょうか。そこには、「恒常性維持機能(ホメオスタシス)」というものが関わってきます。

 

恒常性維持機能とは、生物が生命を維持するために、その内部環境を一定のバランスに保とうとする機能を指します。

 

そして実際にバランスを調整したり、脳からの指令を伝える役割を担うのが「自律神経系」や「内分泌系」です。

 

わかりやすい例では、気温が高くて「暑い」と感じた場合に発汗を促すのも、自律神経系や内分泌系の働きによるものです。

 

汗を流すことで身体を冷却し、体温を調節しようとするわけですね。睡眠に関しては、ヒトのDNAに組み込まれた生体リズムに従い、夜になるにつれ、睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌量を増やします。

 

この働きにより、正常であれば夜は自然と眠くなっていくのです。

 

しかし自律神経のバランスが乱れていると、メラトニンが上手く分泌されなくなってしまいます。

 

自律神経は、「交感神経」と「副交感神経」の2つで構成されており、どちらか一方のみが優位であり続けた場合に不調をきたします。

 

ちょうど天秤のように両者が釣り合っている状態でこそ、自律神経系は正常に機能するのです。

 

不眠症の根本の原因となるのが、交感神経優位の状態です。副交感神経と違い、緊張を司る交感神経は、恐怖やストレス、激しい運動などに対応するため活性化します。

 

血管が収縮し、心拍数が増加するなど、交感神経が活性化している間はとても眠れる状態ではありません。

 

通常、疲労が溜まれば副交感神経が優位になり、それによって睡眠ホルモンのメラトニンも分泌しやすくなります。

 

しかし様々なストレスにより筋肉や内蔵が緊張し続けていると、それに対応するために交感神経ばかりが優位になってしまい、不眠につながってしまうのです。

 

つまり、様々な要因が筋肉や内臓を緊張させ、それに連動して交感神経が働き、睡眠を阻害する、という構図です。

 

不眠症を治療しないまま放置すると

 

不眠症を発症している時点で、すでに交感神経ばかりが余計に働いてしまっている状態です。

 

治療をしないまま放置すれば、そのまま筋肉や内臓も緊張し続けますから、さらに交感神経が働き、不眠を繰り返すという悪循環に陥ってしまいます。

 

夜眠れないということが、日中の活動に影響するのは明白でしょう。気力が湧かず仕事や勉強での成績が落ちたり、注意力が散漫になることで事故を起こしてしまうリスクも高まります。

 

また、本来ならば睡眠中に行われるはずの細胞の修復が充分に行われないので、老化が早まってしまう可能性もあります。

 

さらに不眠症が悪化していくと、併発する可能性が高いといわれているのが「うつ病」です。うつ病は、最もよく知られている精神疾患のひとつです。主な症状は以下になります。

 

・意欲や興味、精神力の低下
・食欲不振
・不眠
・持続する悲しみ
・不安感

 

うつ病は、不眠症の症状のひとつである「抑うつ状態」が悪化したものです。

 

また、うつ病の症状のなかにも不眠がありますから、不眠症とうつ病、双方には深い関係性があることが伺えます。基本的に、不眠症が長期化すればするほど、うつ病発症のリスクも高まるといっていいでしょう。

 

そしてさらに恐ろしいのが、うつ病による自殺です。日本では年間3万人もの自殺者がいますが、そのうちの約7000人はうつ病が原因とされています。

 

不眠から不眠症、不眠症からうつ病、そして生命の危機に…というケースが実際に少なくないことがとても恐ろしいですね。また、不眠症そのものを理由に自殺してしまう方もいらっしゃるようです。

 

他にも、不眠症が原因で発症する可能性のある疾患は様々にあります。睡眠は生命を維持するうえで必要不可欠ですから、逆にいえば、睡眠不足のせいで命を危険にさらしてしまう場合もあるということです。

 

「ちゃんと寝てるのに寝た気がしない…」「夜眠れないせいで昼間に何もやる気がでない」など、不眠症の兆候がみられた際は、なるべくお早めに治療を受けられることをおすすめします。

不眠症は睡眠薬では治らない

 

不眠症でお悩みの方が、その解決方法として思い浮かべるのが睡眠薬かと思います。眠りたいのに眠れないのですから、睡眠を促す薬に頼ってしまうのも当然かもしれません。

 

しかし睡眠薬は、一時的には効果があるかもしれませんが、不眠症を根本から改善するものではありません。しかも睡眠薬は耐性が付きやすく、依存症になりやすい薬の代表格といわれています。

 

飲み続けるほど効果がでなくなり、でもやめられずに、新たな睡眠薬に手を出してしまうのです。

 

睡眠薬の副作用には、記憶障害、性的不能、倦怠感などがあり、長期間使用するほど副作用が強くなる傾向があるようです。

 

また、睡眠薬は肝臓にダメージを与える薬としても有名で、肝機能を著しく低下させてしまいます。

 

さらに厄介なのが、「離脱症状」と呼ばれるものです。これは、飲み続けていた睡眠薬をいきなり断った際に起こるもので、以下のような症状が現れるとされています。

 

・頭痛、耳鳴り
・吐き気
・血圧上昇、不整脈
・動悸、震え
・自律神経失調症
・反跳性不眠

 

これらは、薬によって無理やり興奮を抑えていた反動で起こるものです。鎮静作用がいきなりゼロになるので、それまで抑えられていた分も含め、睡眠薬を飲む前よりも興奮が大きくなってしまうのです。

 

そしてその結果として起こるのが、「反跳性不眠」です。これは、反跳作用(リバウンド)によって以前よりも悪化した不眠になるケースも少なくないとされています。

 

皮肉にも、不眠症に対応するために飲んだ薬が、より不眠症を悪化させてしまうのです。

 

不眠症はとても辛い疾患ですし、早く治したいと思うのも当然ですが、だからといって焦ってはいけません。全ての睡眠薬がダメというわけではありませんが、安易に薬を使用するのは危険であるといえます。

 

不眠症を完全に治したいなら、症状を引き起こしている原因を根本から改善する治療法を選択するのがベストです。

エミタス整体での治療方法

エミタス整体で提供する施術は、症状を根本から改善する施術法、いわゆる根本療法を基盤としています。

 

症状を引き起こす原因となっている箇所ごとに特殊な働きかけを行い、それによって筋肉の緊張をゆるめ、自律神経のバランスを調整し、恒常性維持機能を回復させます。

 

交感神経と副交感神経のバランスが正常になり、自然治癒力が高まれば、不眠症は必ず治ります。

 

治療当日は、まずカウンセリングや問診、検査を入念に行い、その結果を基に、患者さんの現在の状態を分析、アプローチするべき箇所を把握します。筋肉の緊張は、精神的緊張にも直結しています。

 

不眠症を治療するにあたり、緊張して硬くなっている筋肉をゆるめていくことが重要となります。

 

施術開始後は、楽な姿勢でリラックスしていただいて構いません。エミタス整体で提供するのは、自然治癒力を高めることを目的とした優しい施術です。

 

通常の整体でよくありがちな、バキバキという音や痛みを伴う施術はいたしませんのでご安心ください。施術によって身体の緊張が取り除かれて眠くなった際は、そのまま眠っていただいても問題ありません。

 

力の抜けた状態であるほど施術の効果も高まります。

 

施術が終わった後は、不眠症を改善するうえで役立つ、生活習慣についてのアドバイスや、自宅でもできるストレッチなどの指導をさせていただきます。

 

不眠症をより早く改善するためにも、ぜひ参考にしていただけたらと思います。

不眠症の治療に関する注意点

 

不眠症の治療を進めていくうえで、いくつかの注意点があります。少なくとも治療を継続している間は、以下の点について気を配るようにしてください。

 

▼寝る前にパソコンやスマホなどを弄らない
パソコンやスマホの画面から発せられるブルーライトは、他の色の光に比べて刺激が強く、脳を興奮させてしまいます。

そのため、就寝前にそれを見てしまうと、脳が覚醒し眠れなくなってしまう可能性があります。毎日就寝前にブルーライトを浴びていたら、当然ながら治療効果も薄れてしまうでしょう。

 

▼寝る前に激しい運動をしない
身体に負担をかけない軽めのストレッチならいいのですが、筋肉を酷使するような激しい運動は、就寝前は避けるべきです。

アドレナリンが分泌されることで脳が興奮状態になり、眠れなくなってしまいます。一度覚醒してしまった脳は、再び落ち着きを取り戻すまでに時間がかかるのです。

 

▼寝る前に消化の悪いものを食べない
就寝前に内蔵へ負担を与えるのもおすすめできません。自律神経は内臓とも深い関係性がありますから、内臓に負荷をかけることで自律神経にも悪影響を及ぼしてしまうでしょう。

それが就寝前なら、やはり不眠症治療にはマイナスです。

 

▼不眠を緩和する大豆食品やカルシウムを多く摂る
睡眠ホルモンであるメラトニンは、セロトニンと呼ばれる物質から体内で生成されます。そしてそのセロトニンの原料になるのが、必須アミノ酸のトリプトファンです。

 

トリプトファンは体内では生成されないため、大豆などトリプトファンを多く含む食品から摂取する必要があります。

 

つまり、大豆食品などを積極的に摂ることが不眠の緩和につながるのです。また、カルシウムは独自に鎮静効果があり、不眠緩和に効果があるといわれています。

 

▼睡眠薬代わりに寝酒をしない
睡眠薬に頼りたくないからといって、アルコールに手を出すのも賢明とはいえません。寝酒をすると、横になった後も、アルコールを分解するために内蔵が働き続けます。

 

体内で活動状態が続くのです。眠れたとしても、耐性が付くことにより、飲むお酒の量が次第に増えていってしまう可能性もあります。もちろんその分、さらに内臓へストレスを与えることになるでしょう。

 

▼毎朝の起床時間を決めてそれを必ず守る
ヒトはもともと、朝起きて日中に活動し夜になったら眠る、というのが太古の時代からの習慣で、これはDNAにも刻まれていることです。

 

メラトニンの材料になるセロトニンは、朝、太陽の光を浴びることで分泌量が増えます。そして夜になればセロトニンからメラトニンが生成・分泌され眠くなる、というのが正常な状態です。

不眠症を完治させたいのなら、この正常な生活リズムを取り戻していくことも大切といえます。

不眠症は治りにくいともいわれていますが、諦める必要はありません。本当の原因を把握し適切な治療を施せば、不眠症は必ず治ります。

 

毎晩ぐっすりと眠り、日中は元気に活動する快適な生活を取り戻しましょう。きっと、それまで辛いとしか思えなかった就寝時も、心身ともにリラックスできるようにはずです。

 

不眠症でお悩みなら、ぜひエミタス整体を信じてお任せください。