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外反母趾の本当の原因と効果的な治療法

外反母趾とは

外反母趾とは、足の親指が変形してしまい、痛みを発生させる状態を指します。「最近、足裏やかかとが痛い」「足の親指が内側に曲がってきている気がする」など、足裏や足の親指に痛みや違和感があるのなら、もしかしたらそれは外反母趾か、あるいは外反母趾予備軍かもしれません。

外反母趾_ の図

外反母趾は、酷くなると見た目にも明らかに足が大きく変形してしまいます。その異様な患部を見て、「このままもう一生、元に戻らないの…?」と不安に苛まれる方もいらっしゃるでしょう。

でも、ご安心ください。根本の原因を把握し、正しい知識を基に適切な治療を施せば、外反母趾は必ず改善します。足の痛みに悩まされることのない快適な生活を、ぜひ一緒に取り戻していきましょう。

外反母趾の症状

外反母趾は、足の親指が変形し、内側(人差し指側)へ「く」の字のように曲がってしまう疾患です。親指の付け根あたりが突出してコブ状になり、触れたり圧迫すると痛みが発生するのも症状のひとつとして挙げられます。

もともとは靴の歴史が長い欧米で広まっていた疾患とされていますが、現在では日本国内でも急増しているようです。金沢大学附属病院整形外科のデータによると、外反母趾の発症率は全人口の2〜4%、65歳以上では5.5%となっています。ちなみに性別では圧倒的に女性が多いようです。

外反母趾を発症すると症状は徐々に進行し、悪化するほどに病態が変化していきます。

■初期
外反母趾予備軍とされる偏平足や開張足の状態で、足裏やかかと、足指の付け根付近に痛みを感じます。足底筋膜炎を発症している状態ともいえます。

 

■中期
足の親指が人差し指の方向へ「く」の字状に曲がり始め、歩いたり走ったりを繰り返すほどに、さらに進行していきます。また、親指の付け根がコブのように突出し、圧迫すると痛む状態に。靴を履いて歩くだけでもコブが圧迫されるので、日常生活にも影響し始めます。

 

■末期
足の親指が人差し指に重なり、親指の関節が脱臼したような病態になります。裸足の状態で歩いても親指の関節に大きな負荷がかかり、曲げる度に痛みを発生させます。重度の外反母趾であり、見た目にも明らかに異常な状態です。

 

当然ながら、病状が進むほど日常生活に与える影響は大きくなっていくでしょう。特に末期においては、痛みのせいで歩けないなど、深刻な状態に陥ってしまうケースもあるようです。

外反母趾の原因

外反母趾を発症する原因は、足のアーチにあります。

健全な状態の足には、前足部の横アーチ、前足部内側からかかとへのアーチ、外側からかかとへのアーチという3つのアーチがあります。

通常、これら3つのアーチが、地面からの衝撃や足にかかる負荷を上手に吸収するのですが、バランスが崩れると足にそのまま負担がかけられるようになり、様々な足のトラブルを引き起こすのです。

つまり、外反母趾は足のアーチのバランスが崩れることで発症に至るということです。

足のアーチに異常が発生する要因は様々ですが、一般的には次のようなことが原因とされています。

 

■先細の靴
つま先の細い靴を履くことで、足の親指の付け根から先に過剰な負荷がかかり、前足部の横アーチを正常に保てなくなります。この状態でさらに圧迫され続けると、その負荷に耐えきれずに関節が変形していってしまうのです。

特に外反母趾の原因になりやすいのはハイヒールです。つま先が細いだけでなく、かかとが高くなっているので、前足部にかかる体重の割合が大幅に増え、負荷がより大きくなります。また、足が前滑りし指が靴の先に押し込まれることで、圧迫もより強くなってしまいます。

 

■足の筋力低下
足底や指の付け根の筋力が低下している場合、外反母趾の発症リスクが高まります。筋肉が弱いと、大きな衝撃や過剰な負荷が加わったときに耐えきれなくなり、足のアーチのバランスを崩しやすくなるのです。

 

■遺伝
外反母趾の大きな原因といわれているのが遺伝です。生まれつき開張足(前足部が平ら)や偏平足(足裏全体が平ら)である場合、すでに足のアーチが崩れている状態ですので、外反母趾を引き起こしやすくなります。

外反母趾が女性に多い理由

外反母趾の罹患率は、圧倒的に女性のほうが多くなっています。経済産業省の調査報告書「平成23年度皮革産業振興対策調査等」によれば、外反母趾になったことがある人は、男性が3.5%なのに対し女性は21.7%と、明らかな差があります。

なぜ女性の方が外反母趾になりやすいのでしょうか。その理由としてはまず、身体の構造の違いが挙げられるでしょう。

 

女性は、男性に比べ筋力や骨格の強度が弱く、関節が柔らかいため、もともと足のアーチを崩しやすいのです。ある調査によれば、20〜30代女性の足のアーチの高さは、60〜70代男女の平均よりもさらに低いという結果がでているそうです。

そして、ハイヒールやパンプスなど先細の靴を履く人が多いのも、外反母趾が女性に多い理由といえます。筋肉や骨格が弱いうえに、そういった靴でさらに前足部を圧迫してしまうため、足の変形が起こりやすくなってしまうのです。

 

またこの他にも、女性ホルモンのバランスが崩れた場合に、外反母趾の症状が助長されるという説もあります。

 

このように、女性は何かと外反母趾を発症しやすい条件を抱えているので、日頃から足の状態には気を配る必要があるといえるでしょう。

外反母趾の種類

外反母趾は、細かく分けると5つの種類があります。一言に外反母趾と言っても、その病態は人によって様々なのです。それぞれどのように違うのか、簡単にまとめてみました。

 

■靭帯性外反母趾

前足部の横アーチを支える靭帯が緩むことで発症する外反母趾です。親指そのものが内側へ大きく曲がってしまうのが特徴。外反母趾の代表例といえるでしょう。足の筋力不足や、前足部の横アーチが崩れることで発症します。

 

■仮骨性外反母趾

親指の屈折はみられませんが、付け根の骨が異様なほど発育してしまい、出っ張ったように見えるのが特徴。足指ではなく指の付け根で歩くような歩き方が癖になることで起こり得る外反母趾です。

 

■混合性外反母趾

靭帯性外反母趾と仮骨性外反母趾が合併したような病態です。中年以降の女性に多いとされています。

 

■ハンマートウ性外反母趾

足指が浮いたような状態のまま縮こまってしまいます。さらに、足幅が広くなり皮膚が肥厚、まるでハンマーのような異様な病態です。生まれつき足指が長過ぎる人が発症しやすいなど、遺伝の要素が強いとされています。

 

■病変性外反母趾

事故やケガ、他の病気の影響で著しい変形や脱臼が起こる病態です。これは特殊な事例といえるでしょう。

外反母趾の本当の原因

外反母趾は、先細の靴や筋力の低下、それによる足のアーチの崩壊などによって引き起こされるというのが一般的な考え方ですが、根本原因という意味では、また違った見方もできます。

 

そもそも、同じようにハイヒールを愛用していたり、開張足や偏平足であっても、外反母趾になる人とならない人がいます。一般的な条件が揃えば誰もが必ず外反母趾を発症する、というわけではないのです。

 

それでは外反母趾になる人とならない人にどのような違いがあるのか、というと、それは一言で答えるのは難しいところです。なぜなら、症状がでている場合、その根本原因は人によって全く異なるからです。

 

例えば、生活習慣の乱れ、運動不足、悪い姿勢、身体に負担をかける歩き方、極度の緊張など、身体や心のストレスが日常的になっている人は、比較的に不調を起こしやすい状態といえるでしょう。

 

過度なストレスは自律神経のバランスを乱し、血流を悪化させ、全身の様々な筋肉を硬化させてしまいます。そうして硬くなった筋肉は柔軟性を失い、強い衝撃や大きな負荷にうまく対応できません。

 

足の筋肉も同様で、硬化してしまった結果、様々な足のトラブルを引き起こすこととなります。つまり、様々なストレスが自律神経のバランスを崩し、筋肉を硬くさせた結果、外反母趾の発症につながるということです。

外反母趾を治療しないまま放置すると

外反母趾は、治療をせずそのまま放置することで、その症状は徐々に進行していきます。最初は違和感程度だったものが、だんだん親指が少し曲がっているように感じられ、やがては明らかに異様といえるほど屈折してしまうのです。そんな状態になってしまうと、親指の付け根の痛みも、我慢できないほどに酷くなってしまうでしょう。

 

さらに深刻なのは、他の疾患へも連鎖してしまう可能性があることです。痛みを避けたいがために偏った歩き方をするようになると、必然的に膝関節や股関節にまで負担を強いるようになります。その結果、膝の痛みや腰痛などにもつながっていってしまう場合があるのです。

 

そんな経過のなかで、痛みが辛いから動きたくない、という状態になると、それはもう寝たきり予備軍です。いずれは、要介護のロコモティブシンドローム(運動器症候群)に陥ってしまうかもしれません。

 

完全に寝たきりになってしまうと、ますます筋力が低下し、血流の悪化に伴い症状がさらに悪化する、という悪循環から容易には抜け出せなくなります。

 

 

外反母趾は、放置するほど悪化していく反面、早期に適切な治療を施せば完治が可能な疾患です。後々で後悔しないようにするためにも、できる限り早期に治療を開始するのが妥当といえます。

外反母趾のよくある誤解

外反母趾を早く改善したいからといっても、焦ってはいけません。様々な治療を試して外反母趾が少しも改善しないのであれば、それはそれらの治療法が間違っている可能性があります。

なぜなら、本当に適切な治療法を施せば、外反母趾の症状は必ず良くなるはずなのです。あるいは、むしろ悪化しているという場合には、その治療法はすぐに止めるべきでしょう。よくある誤解として、例えば次のような治療法には注意が必要です。

 

▶︎アイシング

▶︎テーピング、サポーター

▶︎インソール

▶︎痛み止め

▶︎マッサージ

▶︎ストレッチ

▶︎手術

>>詳しくは「治療によくある誤解」をどうぞ

もちろん、これらの治療でしっかり改善したのであれば問題ないのですが、ほとんど効果がみられない場合は、やはり根本療法を主軸とした治療が一番の近道かと思います。

エミタス整体での治療方法

エミタス整体では、外反母趾の治療を随時承っております。痛みを我慢し続ける必要なんてありません。エミタス整体にお任せいただければ、その道のプロの施術家が、外反母趾の症状を引き起こしている根本原因に的確にアプローチし、患者さんごとにオーダーメイドの施術を提供、辛い痛みを必ず取り除きます。

 

エミタス整体で行う施術は、人間が本来持つ自然治癒力を高め、それによって症状を改善していくことを目的とした治療法です。整体のイメージにありがちな痛みを伴う施術ではなく、優しい刺激によって働きかける治療法ですので、初めての方でもご安心いただけるかと思います。

 

治療当日は、まずカウンセリングや問診、検査を行い、患者さんの身体の状態を把握します。できるだけ詳しく知りたいので、症状についてのお悩みはもちろん、その他気になる点など、遠慮なくお話していただければと思います。

 

施術開始後は、辛くない姿勢でぜひリラックスしてください。なるべく身体の力を抜いていただいたほうが治療効果も高まります。あるいは、そのまま眠っていただいても問題ありません。

 

施術終了後は、必要に応じて生活習慣などの指導をさせていただきますので、症状の早期改善を目指すうえでの参考にしてください。

外反母趾の治療に関する注意点

外反母趾の治療を進めていくうえで、いくつかの注意点があります。

●なるべく安静に過ごす
外反母趾の状態で動き回ると患部に負荷が加わり、せっかく治療を施してもその効果が充分に発揮されない可能性があります。少なくとも、治療継続中はできる限り安静に過ごしましょう。

●生活習慣を改善する
偏った食事、不規則な生活リズム、夜更かしや悪い姿勢の癖、過度の飲酒や喫煙など、身体にストレスをもたらす生活習慣は改善しましょう。完治しても、また同様の生活習慣で原因を作ってしまったら、症状が再発してしまうことも無いとは言い切れません。

●靴選びは慎重に
履く靴は慎重に選びましょう。症状がでている間は、ハイヒールやパンプスなど細長の靴はやはり避けるべきです。逆に、サイズの大きすぎる靴も、足の位置が定まらずアーチが不安定になりがちです。

これら以外にも、症状が治った後で重要なのが、適度な運動です。足のアーチを維持し外反母趾の再発を防ぐためにも、筋肉を衰えさせてはいけません。あまり運動する機会のない方は、無理のない範囲で、生活のなかに積極的に運動を取り入れましょう。

外反母趾は必ず改善する

あなたの自由を邪魔する辛い痛みが消えたら、何をしたいですか?

スポーツを思いきり楽しんだり、どこでも好きな場所へ旅行に出掛けたり。それまで足を気にして出来なかったことが、何でも自由に出来るようになります。

痛みのない、快適な暮らしを取り戻せるのです。

豊富な実績と経験を持つエミタス整体なら、外反母趾の痛みは必ず改善できます。しかも、ただ症状を治すだけでなく、疲労の抜けやすい柔軟性のある身体に仕上げられるのがエミタス整体の施術です。

辛い症状にいつまでも悩み続ける必要はありません。我慢なんかしなくていいのです。

足に痛みや違和感などを感じた際は、なるべくお早めにエミタス整体までご相談ください。外反母趾は、早期に治療を開始するほど、より早く完治できます。

あなたが、また元気な笑顔で健やかに生活を送れるよう、スタッフ一同、誠心誠意、全力でサポートさせていただきます。