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オスグッドを改善し、1ヶ月以内に競技復帰する方法。

膝痛い画像

 

お子さんが
「運動すると膝下が痛む」
「膝が痛くて正座ができない」など、
膝のお皿の下あたりの痛みを訴えるのなら

それは成長期の子ども特有の疾患、オスグッドかもしれません。

 

オスグッドは、整形外科医ロバート・ベイリー・オスグッドと外科医カール・シュラッターによって1903年に発表された疾患で、正式にはオスグッド・シュラッター病といいます。

 

つらい痛みの連続に、この先どうなるのかとご本人共々不安になる方もいらっしゃるかもしれません。

 

あるいは、いろいろな治療法を試しても治らず途方に暮れている親御さんもいらっしゃるでしょう。

 

でも、諦める必要は全くありません。

 

根本療法に基づく適切な治療を施せば、オスグッドは必ず治ります。

オスグッドの症状

オスグッドの主な症状は以下になります。

 

  • ・膝のお皿の下の骨が出っ張っている
  • ・膝のお皿の下あたりが腫れている
  • ・圧迫すると痛む
  • ・膝の曲げ伸ばしをすると痛む
  • ・走ったり自転車をこぐと痛む
  • ・同じ姿勢を続けていると痛む

 

オスグッドになると膝下部分の骨が出っ張ってしまうので、正座をすると骨が床に当たって痛みを感じます。

 

膝の曲げ伸ばしでも痛みがでますから、走る、自転車をこぐといった動作のほか、しゃがんだり、階段の上り下りでも痛みが伴います。

 

また、椅子に座ったり、体育座りをしたり、あるいはあぐらをかいて座っている場合も、長時間そのままの姿勢でいると痛むようになります。

 

動いてもじっとしていても痛むので、ご本人にとってはやはり不快でしょう。

 

オスグッドの特徴としてさらに挙げられるのが、罹患者が成長期の子どもであるという点です。

 

ある調査によれば、発症年齢は中学1年が30.0%と最も多く、次いで小学6年が27.9%、中学2年が15.7%という結果がでています。

 

また、男子が約9割を占めているのも大きな特徴といえるでしょう。

 

オスグッド予備軍のセルフチェック

 

オスグッドを発症する子どもには、以下のような傾向がみられます。

 

多く当てはまるほど、オスグッドを発症している、あるいは発症する可能性があるといえるでしょう。

 

  • ・立った状態で前屈ができない
  • ・しゃがむのが苦手
  • ・歩く音がうるさい
  • ・歩き方や走り方がおかしい
  • ・緊張しやすく力みやすい

前屈が思うようにできなかったり、しゃがむと違和感がある場合、すでに膝下で不調が生じているのかもしれません。

 

また、歩く際にドタドタと音を立てたり、歩き方や走り方のフォームが不自然な場合は、身体の使い方を誤っている可能性があります。

 

痛みや腫れがまだみられない場合も、これらに当てはまるのならオスグッド予備軍である可能性があるので、トレーニング後はしっかりケアを行い、オスグッドを未然に防ぎましょう。

オスグッドの原因

オスグッドの原因と関連してよく挙げられるワードが成長痛やオーバーユースですが、これらは必ずしも正解とは限りません。

 

成長痛というのは、成長期の子どもにみられる原因不明の痛みを言い表すのに便利なワードです。

 

しかしオスグッドを引き起こす原因は、そういった曖昧なものではありません。

 

オーバーユースが原因とする場合も、それならばハードなトレーニングをしている全ての子どもがオスグッドを発症しなければ辻褄が合いません。

 

同じ成長期の子どもで、同様にハードなトレーニングをしていても、オスグッドを発症する子もいれば、何事もなく元気にスポーツを続けている子もいるのです。

 

それでは、オスグッドを引き起こす”本当の原因”とは何なのでしょうか?

 

その答えを一言で述べると、それはズバリ、太ももの前の筋肉の硬化です。

 

どういうことなのか、順を追ってみていきましょう。

 

① 太もも前側の筋肉が硬くなる

太ももの前側には、大腿四頭筋と呼ばれる大きく太い筋肉の束があります。

この筋肉は、太ももから膝のお皿を通り越し、膝下の骨(脛骨)に付着しています。

何らかの過剰な負荷がかかることで、この筋肉が硬くなってしまいます。

 

② 硬くなった筋肉が膝下の腱を引っ張る

過剰なストレスは、筋肉を硬くし、縮ませてしまいます。

大腿四頭筋も同様で、硬化することで縮んでしまい、付着部である脛骨粗面を引っ張るようになります。

 

③ 引っ張られた部分で炎症や骨の損傷が起こる

成長期の子どもの場合、脛骨粗面が軟骨でできているので、負荷への耐性が低くなっています。

そのため、強い力で引っ張られることで、脛骨と筋肉の繋ぎ目で炎症が起こったり、軟骨が剥がれて出っ張ってしまうなどの損傷が起こります。

 

つまり、オスグッドは、硬くなった太ももの筋肉が膝下の骨を引っ張ることで起こるということです。

逆にいえば、筋肉が柔軟さを保っていればオスグッドは発症しない、ということでもあります。

なぜ太ももの筋肉が硬くなる?

オスグッド発症の直接的な原因は太もも前側の筋肉の硬化ですが、そもそもなぜ太ももの筋肉は硬くなってしまうのでしょうか?

 

 

■悪い姿勢

下肢は、常に全体重を支えている部位です。そのため、悪い姿勢が癖になると、そのゆがみから生じる負荷が下肢にも大きなストレスを与えます。

 

具体的には、顎を前に突き出し背筋を曲げた骨盤後傾の姿勢、いわゆる猫背のような姿勢がオスグッド発症につながりやすいとされています。実際、オスグッドになっている子どもを見てみれば、多くの子がそのような姿勢をしているはずです。

 

骨盤を後ろへ傾けた姿勢では、太もも前側の筋肉を常に緊張させてしまうため、結果的に太ももの筋肉に疲労が蓄積し、硬くなってしまうのです。

 

 

■身体的ストレス

トレーニング後のケアが充分でないと、ストレスがそのまま蓄積してしまい、次のトレーニングまでに身体が回復しきれない場合があります。

そんな日々を繰り返せば、血流も悪化し筋肉が硬くなってしまうのは言うまでもありません。

 

また、生活習慣も身体に大きな影響を与えます。例えば、ゲームのしすぎで夜更かしばかりしていたり、食事の内容が偏っていたりなど、身体にとって良くないことは筋肉にとっても悪影響です。

 

 

■精神的ストレス

不安や悩み、プレッシャーなど、精神ストレスがあると自律神経に影響を与え、全身の筋肉を緊張させてしまう場合があります。

太ももの筋肉は人体のなかでも最大級の大きさですから、当然ながら影響も大きく受けやすいです。

 

 

■トレーニングをする環境

足場の悪い地面やコンクリートなどは、その上を走ったり飛び跳ねたりするだけでも下肢にストレスを与えます。

 

また、指導者が典型的な熱血タイプで、何よりも根性を優先するような人であった場合、脚の調子がおかしくなっても休みづらかったりするものです。

トレーニングをする環境もまた、オスグッドの一因になり得るということです。

太ももの筋肉を硬くする要因について挙げてみましたが、これらのうちどれか一つだけが原因とは限りません。

一人一人に個性があるように、それぞれに違った要因が絡み合って症状を引き起こす結果につながる、というのが実際のところでしょう。

オスグッドになりやすいスポーツ

 

どんなスポーツがオスグッドを発症しやすいのかというと、そこには一定の傾向がみられます。

ある調査によれば、オスグッドを発症した子どもがしていたスポーツは、第1位がサッカーで43.2%、次いで野球が18.3%、バスケが11.8%だったそうです。

 

ダントツで多いのがサッカーですが、そこにはサッカーならではの理由があります。

■走る量が圧倒的に多い
サッカーのフィールドはとても広大です。そのなかを常に走り回り、ときにはダッシュしたり、急に方向転換したりと、下肢にかかる負担は相当なものです。

 

■ボールを蹴る動作
走るだけならマラソンと同様ですが、サッカーにはボールを蹴る動作があります。

慣れれば当たり前にできますが、本来、蹴るという動作はとても複雑な動きです。

繰り返し行えばやはり骨盤や股関節、太ももの筋肉にも過負荷が生じます。

 

■軽度の捻挫が頻発
自覚があるかないかは別として、思わず足首を捻ったり、スライディングを受けたりと、サッカーでは捻挫が付きものです。ダメージを負えば、当然ながら太ももの筋肉の負担も大きくなります。

 

■スパイクシューズ
サッカーで使うスパイクシューズは、地面を捉えやすい構造をしていますが、足には優しくありません。

そういった靴で長時間走り回れば、やはりオスグッドの発症リスクは高くなるでしょう。

サッカーに限らず、野球やバスケも、走る量が多く急な方向転換を行うという共通点があります。

一概にはいえませんが、たくさん走ったり、方向転換を頻繁に行うスポーツであるほど、オスグッドになりやすいといえるのかもしれません。

 

オスグッドを治療しないまま放置すると

オスグッドは成長痛ではないので、成長期が終われば治るというものではありません。

治療をしないまま放置すると、当然ながら膝の痛みは続くことになります。

 

成長期の子どもであるがゆえに、膝の痛みを庇いながら生活するようになってしまうと、その不自然な姿勢が癖になったまま骨格が成長してしまうので、ゆがみが生じやすい身体になってしまいます。

 

身体にゆがみが生じると、オスグッドに限らず、様々な疾患の発症リスクも高まってしまうでしょう。

 

また、症状が進行するほどに、膝下部分の骨の出っ張りも酷くなる可能性があります。

 

一度骨が出っ張ってしまうと、その部分の骨はもう元通りにはできないとされていますから、そうならないようにするには、やはり早期に発見しすぐに治療を開始するのが望ましいといえます。

 

何より、痛みを我慢したままでは、お子さんもスポーツを精一杯楽しむことはできません。

 

人生に一度しかないお子さんの少年時代をより輝いたものにするためにも、オスグッドの治療はできる限り早く受けられることをおすすめします。

オスグッドのよくある誤解

オスグッドを早く治したいからといっても、焦ってはいけません。

 

間違った方法で治療を行えば、治るどころか逆に悪化してしまうことにもなりかねません。

例を挙げれば、以下のような方法はオスグッドの正しい治療法として誤解されがちです。

 

▼テーピング


テーピングは、可動範囲を制限しケガを予防するための処置です。

これは応急的なものであって、オスグッドを治すための治療法ではありません。

このような応急処置を継続したら、筋肉がどんどん衰え、より硬くなってしまう可能性もあります。

 

 

▼サポーター


サポーターは、膝下の軟骨が剥がれて盛り上がろうとするのを抑え、痛みを軽減する効果がありますが、これも応急処置程度にしかなりません。

さらに危険なのは、サポーターの安心感です。

「これを付けてればたぶん大丈夫」と錯覚し、無理に動いてしまうことで症状が悪化する危険性があります。

 

 

▼アイシング


筋肉は、冷やすとより硬くなる性質があります。

オスグッドの直接的な原因が太ももの筋肉の硬化なわけですから、アイシングはむしろ逆効果にしかなりません。

オスグッドを早く治したいのなら、冷やすのではなく身体を温めることを心懸けましょう。

 

 

▼痛み止め


湿布や鎮痛薬などの痛み止めで痛みを感じなくなっても、それは治ったわけではありません。

身体がSOSを発しているのに、無理矢理その声を消してしまっている状態です。

もちろん、一時的に気は休まるかもしれませんが、「なんだかもう治ったみたい」なんて錯覚してはいけません。

その状態で動き回るのは危険です。

 

 

▼マッサージ


オスグッドの状態でマッサージを受けるのは危険といえます。

マッサージは意外と刺激が強いので、すでに過剰な負荷を受け弱った筋肉にとっては、更なるダメージになりかねません。

 

 

▼ストレッチ


ネットなどで不特定多数へ向け公開しているストレッチは、オスグッドを悪化させてしまう可能性があります。

なぜなら、人それぞれ身体の状態は異なるはずだからです。

不特定多数へ向けたものが、お子さんの身体にも合うとは限りません。

自己流で行うのもまた危険が伴いますので、ストレッチをするなら、担当の施術家の指示を仰ぎましょう。

 

 

▼手術


誤解されている方も少なくないかと思いますが、実はオスグッドに手術は必要ありません。

高額な費用を支払い、プレッシャーを乗り越えて手術まで受けなくとも、オスグッドは別の方法で治せるのです。

それに、手術をした場合、治ったとしても後遺症が現れるケースもあるので、やはりおすすめできません。

 

 

これらの方法で実際にオスグッドが改善したのなら問題ないのですが、特に手術などは、後から後悔する事態にならないとも言い切れません。

オスグッドを本気で治したいのなら、こういった対症療法ではなく、原因を根本から改善する根本療法が最適といえます。

エミタス整体での治療方法

病院などでオスグッドの診断を受け、「成長痛だから成長が止まるまで待つしかない」といわれた方もいらっしゃるかもしれません。しかしオスグッドは成長痛ではないので、適切な治療を施せば早期に改善させることが可能です。

エミタス整体では、オスグッドの治療を随時承っております。

根本療法に基づいた施術で、調整が必要な箇所ごとにピンポイントで働きかけ、オスグッドを引き起こしている根本の原因を取り除きます。

治療が全て終わる頃には、オスグッドが治っているだけでなく、血流が改善し疲労の抜けやすい身体になっているはずです。

 

治療当日は、まずカウンセリングや問診、検査を行います。患者さん一人一人、症状を引き起こしている根本原因は異なるので、まずは患者さんの身体の状態を的確に把握する必要があります。

オスグッドだからといって、太ももや膝周りだけが原因とは限りません。

 

施術開始後は、身体に負担をかけない楽な姿勢で治療を受けられます。

エミタス整体で提供するのは優しい刺激による施術ですので、初めての方でもぜひご安心ください。

心地良さから、そのまま眠ってしまう方もおられるほどです。

施術終了後は、必要に応じて、患者さんに最適なセルフストレッチや、生活習慣についての指導をさせていただきます。

オスグッドをより早く完治させるうえで、ぜひ参考にしていただければと思います。

 

オスグッドは、進行すると生活に支障をきたすほど辛い痛みが伴いますが、早い段階で発見し治療を開始できれば、早期に改善することが可能です。

お子さんが膝下あたりを気にしていたり、あるいは痛みを訴えている場合は、なるべくお早めにエミタス整体までご相談ください。

オスグッドの治療に関する注意点

オスグッドの治療を進めていくうえで、注意点があります。

まず大事なのは、少なくとも治療継続中は安静に過ごすことです。

 

練習を休むことへの申し訳なさや、様々なプレッシャーを感じるお子さんもいらっしゃるかもしれませんが、無理に身体を動かしてしまったら完治までの時間が長引いてしまいます。

 

また、日々の生活習慣に気を配ることも大切です。

 

食事では栄養をバランス良く摂取、就寝の2〜3時間前にはお風呂でじっくり身体を温めます。

夜更かしは避け、睡眠は充分にとらせましょう。

 

規則正しい生活リズムを基盤に日々を過ごすことで、自律神経のバランスが改善し、自然治癒力が高まります。

自然治癒力が正常に発揮されれば、その分、オスグッドの症状もより早期に改善できます。

 

辛い症状をできる限り早く取り除き、スポーツを元気に楽しむお子さんの笑顔を一緒に取り戻しましょう。

お子さんが再び、膝を気にせず快適な生活を送れるよう、スタッフ一同、誠心誠意を込めてサポートいたします。