「エミタス整体 東京飯田橋院」で痛みやシビレを根本改善

変形性膝関節症は、その発症原因によって「一次性変形性膝関節症」と「二次性変形性膝関節症」に区分されます。

■一次性変形性膝関節症

外傷や怪我などがない場合においては、変形性膝関節症は様々な要因が複雑に絡み合って発症に至るとされています。そのため原因の特定は難しく、そういった場合に分類されるのがこの一次性変形性膝関節症です。一次性変形性膝関節症を発症する場合、その原因は以下のようなものであると考えられています。

□加齢

中高年で発症するケースが多いことから、加齢が一因になり得るとされています。組織の老化が進むことにより軟骨が変性しやすくなるという考え方です。

□膝の酷使

激しいスポーツや重労働は、当然ながら膝へかける負担も大きくなります。適切なケアをしない場合、長期にわたって続けるほど変形性膝関節症の発症リスクも高まります。

□O脚

O脚である場合、関節に対して均等に負荷がかからず、膝の内側の軟骨がより摩耗しやすくなります。O脚であるほど変形性膝関節症になりやすい状態であるといえるでしょう。ちなみに、日本人はもともとO脚の傾向があるため、変形性膝関節症を発症しやすいといわれています。

□筋肉の衰え

下肢の筋力が低下するとその分、あらゆる動作で膝に余計に負担がかかるようになります。特に太ももの筋肉は、体重を受け止めつつ膝の動きを調整するといったように、膝関節の負担を補う役目を担っているので、その筋力が低下するとやはり関節軟骨への負荷も大きくなります。

□肥満

体重が増えるほど、単純にその重さ分、膝への負担も増加することになります。人間の場合、歩くだけでも体重の3倍程度の負荷が膝にかかるとされていますから、肥満の方が変形性膝関節症を患った場合はその原因は明白といえるのかもしれません。

□遺伝

独立行政法人理化学研究所、英オックスフォード大学、中国の南京大学他との国際共同研究により、変形性膝関節症の発症リスクを高める「アスポリン」という遺伝子が発見されています。この遺伝子を持つ場合、変形性膝関節症を発症する確率が2倍にまで高まるようです

 

■二次性変形性膝関節症

怪我や病気などで膝がダメージを負っているなら変形性膝関節症の原因は明らかな場合が多く、そういったケースに該当するのがこの二次性変形性膝関節症です。主な原因としては以下のようなものが挙げられます。

□膝周辺の骨折

膝まわりの骨折が膝関節にまで影響すると軟骨が痛みやすくなります。また、骨折時に変性しそのまま治癒した場合、膝関節が不安定になり軟骨に負担がかかるようになるケースもあるようです。

□関節軟骨の損傷

ダメージを受け膝関節の軟骨が損傷すると、その欠片が関節内を動き回り変形性膝関節症を引き起こすことがあります。

□膝蓋骨脱臼

膝蓋骨(膝の皿)を脱臼した際に適切な治療を行わなかった場合、膝蓋骨が不安定なままとなり、変形性膝関節症の一種である「膝蓋大腿関節症」を引き起こすことがあります。

□半月板損傷

半月板は、関節軟骨と同様に膝関節のなかでクッションの役割を果たしています。半月板が損傷するとその分、関節軟骨の負担が増え、変形性膝関節症を発症しやすくなります。主にスポーツをやっている方によく見られる原因です。

 

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