なぜへバーデン結節になったか
なぜへバーデン結節になったか気になりますよね?
へバーデン結節結節は40〜60代の女性に多いと言われています。
病院では、「老化が原因ですね」「更年期によるものですね」「変形が終われば痛みは無くなります」「治療法は特にありません」と言われてしまうことがほとんどのようです。
しかし老化や更年期に当てはまらない人でもへバーデン結節になっている方もいて、条件がそろってしまえば誰でも成りえてしまう症状です。
今回はその原因をお伝えするので最後まで読んでみてください。
へバーデン結節は筋肉がカチカチに固まっていたり、関節にズレがあることで「痛み」や「変形」が起きていることがほとんどです。
筋肉は固まるだけでも痛みを引き起こします。また指の関節がズレがあるまま手を使っていたら指の関節がスムーズに動かなくなり、傾いた状態で動かすことになります。
傾き片側だけ狭くなった関節は動かした時にぶつかり合いこすれてしまいます。これが、ある一定の期間行われていくと変形が完成してしまいます。
関節のズレや筋肉を固くする原因「そんな関節がズレるような変な体の使い方をしたり、筋肉が固まるほど酷使してないけどな〜」という方もいます。
ではなぜ思い当たる原因がないのにズレたり固まったりするのでしょうか?
その多くの場合は「生活習慣」に問題があります。
これらに当てはまるようなクセはありませんか??
・姿勢が悪くて、ねこ背になってしまう
・足を組んで座っている
・長い時間ねこ背や足を組んで座る
・つい指先に力が入ってしまう
何気なく行われている日常のクセが何ヶ月、何年と積み重なることで、骨はゆがみ関節は固まっていきます。
骨がゆがみ関節が固まることで、その周りについている筋肉や靭帯も固まっていきます。
この状態と「関節がズレている状態で動かす」この二つが重なることによりへバーデン結節が出来あがってしまいますし、進行のスピードも早まります。
へバーデン結節が痛んでしまう場所は指の第1関節です。第1関節の周りがズレていたり固くなっているのはもちろんそうなのですが、へバーデン結節の方は肩甲骨から指先にかけての筋肉が強く緊張してしまっている方が非常に多いです。
ですから肩甲骨周りから指先にかけての関節のズレ・筋肉の緊張を解いていくことはへバーデン結節の症状を回復させるための近道になりますし本当の原因をなくすための近道にもなります。
このような原因に対して適切な施術ができれば、ヘバーデン結節の痛みは5~8回ほどの施術で症状が回復していきます。
しかし適切な処置をおこなっていても一度変形してしまった骨は確実に元に戻るとは言えません。
また「母も同じように指が変形しているのですが遺伝も関係ありますか?」と質問される事があります。
親子で同じ症状が出てしまうのは、生活習慣や動作が似ているからです。似た味付けの食事、似た動作をしていく事で体内環境や関節のズレる場所、筋肉が緊張する場所も似てしまうため、同じ症状が出てしまうのです。