今年もまた、お花見の時期がやって来ました。15日に高知で開花が発表されてから各地で続々と開花となり、関東でも3月下旬にかけて見頃となりますね。

桜が満開となれば、その下でお花見と称して宴会を楽しむのも日本ならではの風物詩となっていますが、一年に一度のお花見で、家族や親戚、友人同士、会社仲間などで酒食を共にすれば、それはかけがえのない思い出のひとつとなるでしょう。

しかしそんなお花見も、お酒の扱い方ひとつで悲惨な結果になってしまうこともあります。

お酒の危険な飲み方

花見で乾杯している画像

満開の桜に美味しい食べ物、そしてお酒。
気分が良くなって羽目を外してしまう人がいるのも無理はありません。

でもそんな雰囲気だからこそ、お酒の飲み方には気をつけなければなりません。
お花見の思い出を台無しにしないためにも、以下のような飲み方・飲ませ方は控えたほうが良さそうです。

 

▼お酒の一気飲み

雰囲気を盛り上げようと一気飲みしてみせたり、あるいは「イッキして盛り上げろ!」などと言われてやらされたり。どちらにしろ、アルコールの一気飲みは命の危険に関わります。

急激に大量飲酒することで、通常は「ほろ酔い期→酩酊期→泥酔期→昏睡期」と徐々に血中アルコール濃度が高まっていくところを、一気に泥酔や昏睡にまで到達させてしまいます。

普通は途中で吐き気などの反応がでて飲酒をストップするのですが、一気に飛び越えてそのまま脳が麻痺してしまうのです。
重篤な場合、急性アルコール中毒となり意識を喪失、そのまま死に至ります。怖いですね、一気飲みは絶対にやめましょう!

 

▼薬とお酒を同時に飲む

薬の種類によっては、これも命の危険を伴います。薬の作用が急激に強まったり、あるいは全く効かなくなったりしてしまうからです。
特に危険なのが、睡眠薬、精神安定剤、糖尿病の薬などです。
また、薬もアルコールも肝臓で分解されるので、肝臓の負担が二重になってしまう点もリスクが高いといえます。

 

▼飲酒の強要

いわゆる、アルコールハラスメントと呼ばれているもののひとつです。
一気飲みもそうですが、他人に無理矢理お酒を飲ませるということは、その人の命を危険に晒すということでもあります。

例えば、普段お酒を断っている人は、もともと肝臓の具合いがよくない人という可能性もあります。また、当然ながら、帰りに車や自転車を運転する人にもお酒を飲ませてはいけません。

お酒は身体に良い?悪い?

お酒は、”ほどほど”程度なら健康に良いともいわれています。

その一例としては、アルコールが善玉コレステロールを増やしたり、胃の蠕動運動を刺激することで食欲が増進したり、血管が拡張され血行改善につながるなどの効果が確認されているようです。

他にも、アルコールによって大脳皮質の抑制が解放されることで、緊張がほぐれコミュニケーションが円滑になったり、ストレスが緩和されるなど、精神的にも良い効果があるそう。

また、イギリスの学者マーモットの研究では「お酒の飲み過ぎや全く飲まないよりも、適度に飲むことで死亡率が低くなる」との結果がでていますし、中国では古来より「酒は百薬の長」といわれています。

しかしこれらは、あくまでも少量の飲酒の場合です。

大量の飲酒が癖になっている人は、常に肝臓を酷使していますから肝炎や肝硬変などの肝機能障害のリスクが相当に高くなっているはずです。

他にも、糖尿病、高血圧、動脈硬化症、心臓疾患、脳血管障害、癌など、重篤な疾患を発症するリスクも高いです。

つまり、お酒が身体に良いか悪いかは、その人のお酒との付き合い方で決まるということになります。

 

お酒との上手な付き合い方

お酒は、食事をしながら嗜むのが基本です。

空腹の状態ではアルコールの吸収が早まって酔いやすくなりますし、胃荒れの原因にもなります。

花見酒をする際も、何か美味しいものをつまみながら桜を楽しむと良いでしょう。

お酒のおつまみには、アルコールを分解する肝臓が必要とするたんぱく質、アルコールによって失われるビタミンやミネラルを補う野菜類などが適しています。

オススメは

・焼き鳥
・枝豆
・刺し身
・豆腐
・サラダ

また、お酒を飲む前に牛乳を飲んだりチーズを食べると、含まれている脂肪分によって事前に胃腸の粘膜を保護できます。

一度に飲むお酒の量は、”ほろ酔いする程度”が適量です。

千鳥足になるほど飲んでしまうと、身体にとっては相応のストレスになる可能性があります。

健全なお花見を楽しむためにも、お酒の飲み方にはくれぐれも注意したいですね。

エミタス整体

桜 花見の写真