推計2500万人以上といわれる変形性膝関節症患者のうち、6割以上が女性であるとされています。一般的に、高齢・肥満・O脚の女性であるほど罹患率が高くなっているようです。でもなぜ、変形性膝関節症の患者は女性のほうが多いのでしょうか?

それについては、女性ならではの4つの特徴が関連しているようです。

■男性に比べ筋肉が少ない
一つの説として、もともと筋肉量が男性より少ないことが原因といわれています。下肢の筋肉、特に「大腿四頭筋」と呼ばれる太ももの筋肉が少ないほど衝撃や負荷が膝へ伝わりやすいので、もともと女性のほうが膝に負担がかかりやすくなっているというわけですね。

■骨盤がゆがみやすい
女性は妊娠・出産時に「リラキシン」というホルモンを分泌し、骨盤が開くようになっています。その後も、骨盤が不安定な状態で身体に負担をかけ続けると骨盤がゆがんだままになり、やがては膝関節にも負担がかかるようになります。特に、筋力が低下した高齢になってから骨盤のゆがみが影響するケースが多いようです。

■下肢がゆがみやすい
女性はつま先を内側へ向けて歩いたり座ったりする、いわゆる内股姿勢になりがちで、それが変形性膝関節症の発症につながっていくことがあるとされています。癖が強いほど発症しやすいといえるのかもしれません。また、ハイヒールなど足元が不安定になりやすい履物も下肢がゆがみやすい一因とされています。

■閉経後の女性ホルモン減少
女性ホルモンの一種である「エストロゲン」は軟骨を保護する性質があります。閉経後にエストロゲンは減少してしまうため、骨密度の低下とともに変形性膝関節症を引き起こす可能性があると考えられています。

腰椎の疾患は男性のほうが多いとされていますが、膝に関しては、女性は特に注意を払ったほうがいいのかもしれませんね。

 

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