一次性と二次性のどちらであっても、治療をしないまま放置し続ければ変形性膝関節症の症状はやはり悪化していきます。特に末期の状態は、「ロコモティブシンドローム(運動器症候群)」とも呼ばれる重篤の状態です。

ロコモティブシンドロームとは、日本整形外科学会が2007年に提唱したもので、”運動器の障害が原因で寝たきりになったり要介護になるリスクが極めて高い状態”を指します。該当する人口は推計4700万人以上とされ、国民病ともいわれているようです。

末期の変形性膝関節症では、膝関節の可動域が極端に狭くなり痛みも激しくなることから、日常生活のちょっとした動作すら満足にできなくなってしまいます。次第に動く気力すら無くなってくれば、そのまま寝たきりの生活に突入してしまう可能性も少なからずあるでしょう。

変形性膝関節症を放置し続けるのはとても危険であるといえます。

しかし早い段階で治療を行なえば、変形性膝関節症の症状を改善し進行をストップさせることができます。また、症状がある程度進んだ状態でも、痛みがでないようにしたり、膝の可動域を改善することで、また普通に日常生活を送れるようになれます。

削れてしまった軟骨や骨はもう元に戻ることはないという時点で、「すぐに再発しそう…」と心配になる方もいらっしゃるかもしれませんが、それはご自身の認識次第といえます。

もし膝関節の軟骨が無くなり骨がむき出しになった状態であったとしても、実は下肢の筋肉を鍛えることにより痛みがでないようにしていくことは可能なのです。筋肉によって、膝関節を衝撃や負荷から守ることができるのです。

また、治療による定期的なケアも行うことによって、よりストレスが抜けやすい柔軟性のある身体、痛みがでにくい身体に調整していくこともできます。

もちろん個人差はありますし、症状の進行度合いにもよりますが、真剣に変形性膝関節症と向き合うことで、発症以前のような快適な生活を送っていくことは充分に可能といえるでしょう。

 

変形性膝関節症

 

エミタス整体