冬にこそ気をつけたい病のひとつに、インフルエンザがあります。インフルエンザウイルスは、冬の乾燥によって水分が蒸発、軽くなって空気中を浮遊することで人へ感染します。寒さで体温が下がると免疫機能が低下し、そういった空気中のウイルスに感染しやすくなります。冬はまさに、インフルエンザが蔓延しやすい気候なのです。

 

まだインフルエンザにかかったことがない方にとっても、決して他人事とはいえません。いきなり発病し日常生活に大きな影響を及ぼしたり、病態によっては死に至ることもあるのがインフルエンザの怖さです。

そんなわけで今回は、インフルエンザの種類ごとの症状や、予防法についてご紹介させていただきます。

インフルエンザの種類と症状

インフルエンザと一言にいっても、細かく分類すればその種類は膨大です。

一般には、人に感染するインフルエンザは大まかに3種類に分けられ、それぞれA型、B型、C型と呼ばれています。それぞれのインフルエンザの症状や特徴は次の通りです。

■A型インフルエンザ

大きな流行の発端となるインフルエンザで、さらに144種類もの亜型に分けられます。厚生労働省の発表によれば、今年から来年にかけては、シンガポールA型(H1N1)と香港A型(H3N2)の流行が予想されています。

A型インフルエンザの症状は重く、38以上の高熱、のどの激しい痛み、関節痛や筋肉痛のほか、肺炎や脳炎、脳症など重篤な合併症を引き起こすこともあります。

■B型インフルエンザ

A型ほどではありませんが、よく流行するタイプです。今年から来年にかけては、テキサスB型(ビクトリア系統)とプーケットB型(山形系統)の流行が予想されています。

B型インフルエンザは、下痢や腹痛など消化器官によく症状がでるのが特徴です。発熱、筋肉痛、関節痛などの症状も現れますが、A型に比べ程度は軽い場合が多いとされています。

■C型インフルエンザ

C型は、5才以下の幼児が発症することが多いとされるタイプです。ただし一度かかれば免疫ができ、それがずっと持続するので、二度発症することは稀のようです。

C型インフルエンザの症状は鼻水が多くでる程度で、比較的に軽いようです。

 

インフルエンザを予防するには?

インフルエンザを予防するにはまず人混みを避けるのが一番ですが、日常生活を送るうえでそれはなかなか難しいことでしょう。しかし以下のような予防法なら、誰にでもできて且つ有効といえそうですので、ぜひ実施することをおすすめします。

●うがいと手洗いの徹底
ウイルスはいつどこで付着するかわかりません。他人の咳やくしゃみ、ドアノブやキーボード、電話の受話器などあらゆるものが感染源になり得ます。外出後はうがいと手洗いを徹底し、のどや手を清潔に保ちましょう。

手洗いうがい

●湿度を保つ
室内が乾燥していると、インフルエンザウイルスは空気中を漂い続けます。加湿器などで適度に湿度を保ち、ウイルスの拡散を防ぎましょう。

加湿器

●マスクを使用する
マスクで空気中のインフルエンザウイルスを遮断するのは難しいようです。しかしマスクを着用することによって、鼻や口を保湿・保温することができます。侵入経路の湿度を保てるので、そういった意味でインフルエンザの予防に役立ちます。

マスク

●ワクチン
厚生労働省によれば、インフルエンザワクチンは一定程度の予防効果が認められているそうです。また、重症化を防ぐという点では高い効果があるとしています。インフルエンザワクチンの予防接種は地域の医療機関で受けることができ、費用は全国平均で3500円程度とのことです。

ワクチン

インフルエンザにかかってしまったら

インフルエンザを発病すると、それだけで日常生活に大きな影響を及ぼします。この時期に身体に異常が感じられたのなら、まずはできるだけ早く医療機関を受診しましょう。インフルエンザの症状は急速に進行するので、最初が肝心です。

病院

その後は、症状が完治するまで自宅療養となります。他の人へ感染させないためにも、外出は控えましょう。

療養中は、水分補給をこまめに行いつつ、睡眠をしっかりとることが大切です。動ける状態なら、簡単でも構わないのでなるべく積極的に食事をとり、栄養を摂取することも回復への近道となります。

 

年末年始、何かとお出かけの機会が多くなりますが、

皆様、風邪など引かずお過ごし下さい。

エミタス整体